AccessのVBAでSQLのABS関数を使い、絶対値を取得する|フォーム実行例

ABSは絶対値の結果を返します。

SQL = " SELECT ABS(フィールド名) AS 名前 FROM テーブル名 "
Set rs = CurrentDb.OpenRecordset(SQL)
ABSは絶対値の結果を返します。
絶対値は負符号を省いたものになります。
5の絶対値も-5の絶対値も5になります。

例: SQL = " SELECT ABS( 電圧 ) AS 電圧絶対値 FROM 電圧測定 "
電圧測定テーブルの電圧フィールドの絶対値を取得します。
取得値は電圧絶対値の名前になります。
フィールド値「 10.123 , -20.255 , -30.5688 」の電圧で実行した場合、「 10.12 , 20.26 , 30.57 」になります。



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[実行時の画面]
「絶対値を求める ABS関数」ボタンをクリックすると、
元の指数と指数の絶対値を表示します。

■実行画面
指数の絶対値

[環境調査 テーブル]
データID    指数
10  500.15
11  -481.77
13  652.83
16  -503
17  400.04
18  -450.245
環境調査結果


[コード]
Option Compare Database

Private Sub コマンド8_Click()
    Dim SQL As String
    Dim rs As Recordset
    Me!テキスト1 = "指数" & vbCrLf
    Me!テキスト2 = "絶対値" & vbCrLf
    SQL = "SELECT 指数,ABS(指数) FROM 環境調査"
    Set rs = CurrentDb.OpenRecordset(SQL)
    Do Until rs.EOF
        Me!テキスト1 = Me!テキスト1 & rs(0) & vbCrLf
        Me!テキスト2 = Me!テキスト2 & rs(1) & vbCrLf
        rs.MoveNext
    Loop
    Set rs = Nothing
End Sub

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