Access2019の新機能 グラフ作成方法をAccess2016と比較

Access2019の新機能の解説の最初にグラフが掲載されていたので、Access2016と作成方法に違いがあるか比較しました。

確かに大きく変わっていたので紹介します。




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Access2016のグラフ作成手順  Access2019のグラフ作成手順へ移動

リボンの[作成]~フォーム グループの[フォーム デザイン]をクリックします。
[フォーム デザイン]をクリックする

リボンの[フォーム デザイン ツール]~[デザイン]~コントロールグループの[グラフ]を選択し、フォームにドラッグします。
[グラフ]を選択し、フォームにドラッグする

グラフ ウィザードが開きます。
元になるデータをテーブル・クエリから選択します。
ここでは「T_商品在庫」テーブルを選択しました。
グラフ ウィザードが開く

グラフに使うフィールドを選択します。
ここでは「商品名」と「在庫数」を選択しました。
グラフに使うフィールドを選択する

グラフの種類を選択します。
ここでは縦棒グラフを選択しました。
グラフの種類を選択する

Y軸が在庫数の合計、X軸が商品名になります。
Y軸が在庫数の合計、X軸が商品名

タイトルを入力し、凡例なしに設定し完了です。
タイトルを入力し、凡例なしに設定

デザインビューでは、グラフウィザードで設定したデータが反映されていません。
デザインビューの画面

フォームビューにすると、設定したグラフが表示されます。
Acess2016で作成したグラフ


Access2019のグラフ作成手順

できるだけ上のAccess2016と同じ条件になるように、グラフサイズやデータを同じにします。

リボンの[作成]~フォーム グループの[フォーム デザイン]をクリックします。
[フォーム デザイン]をクリック

リボンの[フォーム デザイン ツール]~[デザイン]~コントロールグループの[グラフの挿入]をクリックすると、サブメニューが開くのでグラフの種類を選択します。

Access2019の新機能

  • グラフのボタンがコントロール内から外れ、別の位置になりました。
  • グラフのボタンをクリックした時点で、グラフの種類を選択します。
[グラフの挿入]をクリック

グラフの設定パネルが開くので、データソースをテーブル・クエリから選択します。

Access2019の新機能

ここでグラフウィザードが開いていましたが、グラフの設定パネルに変わりました。
グラフの設定パネル

軸(項目)・凡例・値(Y軸)をパネルで設定します。

Access2019の新機能

設定内容がグラフにリアルタイムに反映され表示されるようになりました。
軸(項目)・凡例・値(Y軸)をパネルで設定する
完成したグラフです。

Access2019の新機能

  • Y軸の値の間隔が広くなり見易くなっています。
  • Y軸の目盛りの線がなくなっています。
  • 縦棒の幅が広くなっています。
  • 商品名が斜めに表示されていたのが、上下2段になって水平になっています。
  • 3D表示でなくなっています。
  • グラフタイトルはプロパティで設定するようです。
  • データ系列(Sumof在庫数)が表示されています。
Access2019で完成したグラフ

Access2019 グラフ作成の新機能のまとめ

Access2016からの大きな変更点のまとめです。
  • グラフウィザードがなくなりパネル設定になった。
  • パネルでの設定内容がリアルタイムにグラフに反映されるので、見ながら設定できるようになった。
  • 完成したグラフがスマートで見易くなった。
以上のように、大きな新機能ではありませんが、手数が少なくなり良くなっているとは思いました。



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