Access:カタカナをひらがなに変換するクエリ|StrConv関数

StrConv関数でカタカナをひらがなに変換するクエリを作成します。

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カタカナをひらがなに変換するのは、氏名や住所の「フリガナ」を「ふりがな」に変換する場合などに利用します。

文字列の変換は、StrConv関数を使います。

StrConv関数は下表のように定数を設定するだけで、9種類に変換できます。

構文 : StrConv(文字列,定数)
定数 内容
1 文字列を大文字に変換
2 文字列を小文字に変換
3 文字列の各単語の先頭の文字を大文字に変換
4 文字列内の半角文字を全角文字に変換
8 文字列内の全角文字を半角文字に変換
16 文字列内のひらがなをカタカナに変換
32 文字列内のカタカナをひらがなに変換
64 システムの既定のコードページを使って文字列をUnicodeに変換
128 文字列をUnicodeからシステムの既定のコードページに変換

変換に関連する「先頭の文字を大文字に変換する(StrConv関数)」を掲載していますので参考にしてください。




カタカナをひらがなに変換するクエリの作成

デザインビューで作成

リボンの「作成」-「クエリ デザイン」をクリックします。

カタカナをひらがなに変換するクエリの作成

変換元のテーブルを追加します。

ここでは顧客データベースの「T_顧客」を使用します。

変換元のテーブルを追加する


顧客名とフリガナをダブルクリックし、デザイングリッドに追加します。

そして、フリガナをふりがなに変換するStrConv関数を使った式を入力します。

顧客名ふりがな:StrConv([フリガナ],32)

StrConv関数を使った式を入力する

リボンの「クエリツール デザイン」-「実行」ボタンをクリックします。

「実行」ボタンをクリックする

作成したクエリの実行

実行画面です。

顧客名が「フリガナ」と「ふりがな」で表示されています。

クエリの実行画面



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