Access:小数点以下を切り捨てするクエリの作成|INT関数を使用

消費税などの端数を切り捨てる場合に使用する、INT関数を使用したクエリの作成方法です。

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INT関数とは小数を切り捨てる関数で、例えば=INT(0.9)は0、=INT(1.9)は1になります。

構文 : INT([フィールド名])

INT関数を使用し切り上げをすることもできます。

切り上げをするには、プラス1し切り捨てを行います。

例えば=INT(0.9)は=INT(1.9)にし1、=INT(1.9)は=INT(2.9)にし2になります。

小数点以下を切り上げ」も掲載していますので参考にしてください。


小数点以下を切り捨てするクエリの作成手順

INT関数をクエリで使用する

切捨てする元の測定テーブルです。測定値フィールドを切り捨てます。

測定値のデータ

リボンの「作成」-「クエリ デザイン」をクリックします。

クエリの作成

作成する元のテーブルを選択します。

ここでは「T_測定」を選択します。

クエリテーブルの選択


  1. フィールドをダブルクリックし、デザイングリッドに追加します。
  2. 切捨てするINT関数を使った式を入力します。 測定値0: Int([測定値])
    元データと比較できるように新規フィールドを作成しました。
切捨ての計算式を入力

リボンの「クエリツール デザイン」-「実行」ボタンをクリックします。

クエリの実行

実行画面です。

測定値0が切捨てた結果です。

切り捨てられた測定値



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