Accessの追加クエリで他のデータベースのテーブルからレコードを追加する方法

他のデータベースのテーブルを利用する、追加クエリの具体的な作成手順を掲載しています。



追加クエリを使うと、一部のデータを他のデータベースで利用することができます。
他のデータベースのテーブルを指定し追加します。
その場合、お互いのデータ型が合っていないと実行できません。
頻繁に使用する機能ではないと思いますので、このような事ができると覚えておいてください。
特定のレコードのみ追加するクエリを作成する」も掲載していますので参考にしてください。


他のデータベースのテーブルを利用する追加クエリの作成手順

追加元の注文請負テーブルです。

追加元の注文請負のレコード

追加先の担当者テーブルです。
注文請負テーブルから「会社名」「担当者名」「ふりがな」のデータを追加します。
担当者テーブルにはオートナンバー型の「担当者ID」を先頭に追加しています。

他のデータベースの担当者テーブル

リボン「作成」の「クエリデザイン」をクリックします。

クエリを作成する

追加元のテーブル(ここでは注文請負)を選択します。

クエリのテーブルを選択する


追加するフィールドの「会社名」「担当者名」「ふりがな」を選択し、リボンの「追加」ボタンをクリックします。

追加クエリを指定する

追加ダイアログボックスが表示されるので、「他のデータベース」を選択しファイル名を指定します。
次に、そのデータベース内のテーブルを指定します。

他のデータベースのテーブルを指定する

保存ボタンをクリックすると、名前を付けて保存ダイアログボックスが表示されるのでクエリ名(ここではQ_担当者追加)を入力します。

クエリを保存する

追加クエリを実行しテーブルを確認する

作成した追加クエリ(ここではQ_担当者追加)をダブルクリックし実行します。
(クエリのアイコンが追加クエリのアイコンになっています)

追加クエリの実行

「追加クエリを実行すると、テーブルのデータが変更されます。」とメッセージが表示されるので、問題なければ「はい」をクリックします。

追加クエリの実行文

「11件のレコードを追加します。」とメッセージが表示されるので、問題なければ「はい」をクリックします。

レコードの追加メッセージ

追加されたテーブルです。
オートナンバー型の「担当者ID」は自動的に入力されています。

追加された会社名と担当者名



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