Access:重複クエリの作成~ウィザードの使い方・実行手順|名簿テーブルの設定例

重複クエリとは、テーブルやクエリから、重複する(同じものが複数ある)データを抽出するクエリです。

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ここでは名簿テーブルを使用し、クエリを作成する方法を解説します。
二重入力のチェックや、顧客や製品の複数入力回数を調べたりすることが可能です。
例えば顧客名簿に同じ名前・電話番号がないか二重登録のチェックを行ったり、来店回数をカウントするなどが可能になります。
同じデータをまとめる(グループ化)する「集計クエリ」を掲載していますので参考にしてください。




重複クエリウィザードの使い方

ウィザードの実行手順

重複を調べる元の名簿テーブルです。

ID5と8の「佐川美奈子」、7と10の「今田陽一」が重複しています。

名簿から重複している名前を取り出す

リボンの「作成」-「クエリウィザード」をクリックします。

クエリウィザードの開始

クエリウィザードが開始されます。

「重複クエリ ウィザード」を選択し「OK」ボタンをクリックします。

重複クエリを作成します

調べるテーブルかクエリを選択し、「次へ」ボタンをクリックします。

ここでは「T_名簿」を選択しました。

名簿のテーブルを選択します

重複をチェックするフィールドを右表に移動し、「次へ」ボタンをクリックします。

ここでは「氏名」を選択しました。

重複フィールドを選択します


表示するフィールドを右表に移動し、「次へ」ボタンをクリックします。

ここでは「ID」「フリガナ」「住所1」「住所2」を選択しました。

表示するフィールドを選択します

クエリ名を入力し、「完了」ボタンをクリックします。

クエリ名を指定します

作成したクエリの実行画面です。

重複している4件のレコードが表示されています。

重複結果の表示



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