Access:OR条件で抽出するクエリの作成方法|備品管理データの設定例

「OR条件」とは、設定した抽出条件のどれか一つでも満たされているレコードを抽出することです。

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備品管理データを使用し、OR条件で抽出するクエリの作成方法を掲載します。
OR条件による複数条件でレコードを抽出するには、AND条件と同じ方法でできますが、ただ同じ行ではなく違う行の抽出条件欄に入力します。
クエリのAND条件設定と同様に、文字列の場合は ” (ダブルクォーテーション)が、日付の場合は # (シャープ)が自動的に付きます。
掲載している下の設定手順で作成したクエリをSQLビューで見るとORが使われているのが分ります。
ここでは2つの抽出条件を設定しましたが、さらに増やして設定することもできます。
データベースでANDやORを使い複数条件で抽出することは、大量のデータを活かす大変良く使う事で覚えてください。
条件が異なる「あいまいな条件で抽出する」を掲載していますので参考にしてください。




備品管理の全レコードを表示させたクエリ画面です。

備品管理クエリ

ここから、クエリの抽出条件設定を開始します。

変更したいクエリを選択し右クリックします。
表示されるメニューの「デザインビュー」をクリックします。
ここでは、備品管理で設定します。

クエリのデザインビュー

備品名が「ホワイトボード」か在庫数が「10」のレコードを抽出します。
備品名の抽出条件に ホワイトボード と入力し、下の行の在庫数に 10 と入力します。
ホワイトボードのように文字列の場合、Enterキーを押すと自動的に ” (ダブルクォーテーション)が付きます。

抽出条件を入力する

リボンの実行をクリックします。

リボンの実行コマンド

備品名がホワイトボードか、在庫数が10のレコードが抽出されました。

OR条件で抽出したクエリ



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