Access:あいまい検索をフォームに実装し、次を検索ができるようにする

あいまい検索の場合、複数のデータが見つかる場合があるので「次を検索」ができるようにします。

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前回の「テキストボックスに入力した文字列で検索するフォームの作成」を改造し、あいまい検索ができるようにします。

  • フォームにあいまい検索の実装
    マクロの検索条件を「フィールド全体」から「フィールドの一部分」に変更します。
  • フォームに次を検索の実装
    アクションを「レコードの検索」から「次のレコードを検索」に変更します。



フォームにあいまい検索を実装する

テキストボックスに入力した文字列で検索するフォームの作成」を参照し検索フォームを作成してください。

  1. デザインビューにし、検索ボタンを選択します。
  2. クリック時プロパティの、[埋め込みマクロ]右の[…]ボタンをクリックします。
検索フォーム

「レコードの検索」アクション部分の、検索条件を「フィールド全体」から「フィールドの一部分」に変更します。
保存しマクロを閉じてください。

検索条件を「フィールド全体」から「フィールドの一部分」に変更する

フォームビューにし、あいまい検索を実行します。
商品コードの一部分の文字列を入力し検索ボタンをクリックします。
見つかったレコードが表示されます。

あいまい検索を実行する



フォームに次を検索ボタンを実装する

検索ボタンをコピーし、次を検索ボタンを作成します。

検索ボタンをコピーし、次を検索ボタンを作成する

  1. 次を検索ボタンを選択します。
  2. クリック時プロパティの、[埋め込みマクロ]右の[…]ボタンをクリックします。
[埋め込みマクロ]右の[…]ボタンをクリックする

レコードの検索アクションをクリックすると、右に「×」削除ボタンが表示されるのでクリックし削除します。

削除ボタンが表示されるのでクリックし削除する

削除したアクションの代わりに、コンボボックスから[次のレコードを検索]を選択します。

コンボボックスから[次のレコードを検索]を選択する

次を検索のマクロは下のようになります。

次を検索のマクロ

テストします。
初めに、商品コードの一部分の文字列を入力し検索ボタンをクリックします。
これで先頭から検索し見つかったレコードが表示されます。
下の画面では3番目のレコードが表示されています。

検索ボタンをクリックする

次に検索ボタンをクリックします。
これで次に見つかったレコードが表示されます。
下の画面では5番目のレコードが見つかり表示されています。

次に検索ボタンをクリックする




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