Access:フォームデザインでフォームを作成する手順と使用例

フォームデザインとは、自由にコントロールを配置し色や画像などでデザインできる、独自のフォームを作成可能な機能のことです。

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フォームデザインは各種コントロールの配置、プロパティの設定など使い易いフォームを作成する為、沢山の作成方法や設定があります、ここでは、基本的な作成方法を紹介します。

テーブルかクエリを使う場合の作成手順

  1. リボンのフォームデザインをクリックします。
  2. 使用するテーブルかクエリを選択します。
  3. 入力するフィールドを選択します。
  4. 配置されたフィールド名やデータ入力用のテキストボックスの位置やサイズを調整します。
  5. フォームを保存し完了です。

テーブルかクエリを使わない場合の作成手順

  1. リボンのフォームデザインをクリックします。
  2. 用途に応じたコントロールを配置します。
  3. コントロールに機能を割り当てます。
  4. フォームを保存し完了です。

関連する「帳票フォームを作成する」を掲載していますので参考にしてください。




フォームデザインでフォームを作成する

テーブルかクエリを使い作成する

■ 作成画面

リボンの「作成」-「フォームデザイン」をクリックします。

フォームデザインの開始

テーブルやクエリにデータを入力するには、フィールドに対するコントロールを配置します。

コントロールとは入力用のテキストボックス、表示用のラベル、決定する時のボタンなどの部品のことです。

フィールドリストを使うと、簡単にフィールドに対応したテキストボックスを配置できます。

リボンの「フォームデザインツール」-「既存のフィールドの追加」をクリックします。

フィールドを追加する

フィールドリストが開くので、使いたいテーブルかクエリをクリックします。

ここでは見積書のテーブルを選択しています。

すると、フィールドの一覧が表示されるので、入力するフィールド名をダブルクリックします。

フィールドリストから選択する

選択したテーブルまたはクエリのフィールドリストが上に表示されるので、同様に入力するフィールド名をダブルクリックします。

ダブルクリックすると、フォーム上にフィールドに対応したテキストボックスが配置されます。

見積書番号、見積日、顧客名、製品名、単価、数量を入力するテキストボックスを配置しました。

利用可能なフィールド一覧

配置されたテキストボックスは、位置を変更したり、サイズを変更することができます。

見積書番号以外の位置を変更している画面です。

方法は、お絵かきソフトなどと同様に動かしたいコントロールを選択し、ドラッグします。

コントロールの位置を変更する

数量のサイズを小さくしています。

コントロールのサイズを変更する



完成した入力画面を実行します。

リボンの「表示」をクリックし、表示されるメニューの「フォームビュー」をクリックします。

入力画面を表示させる

実行された入力画面です。

見積日からが下に移動し、数量のテキストボックスが小さくなっています。

作成した入力画面

作成したフォームを保存します。

クイックアクセスツールバーの「上書き保存」ボタンをクリックします。

保存する

名前を付けて保存ダイアログボックスが開くので、フォーム名を入力します。

フォーム名はよく先頭に、FやFrmを付けます。

ここでは、「F_見積書」と名づけました。

これで完了です。
名前を入力する

次回からは、ナビゲーションウィンドウをフォームにし、開きたいフォーム名をダブルクリックすると、入力画面が開きます。

新たにフォームを開く



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